寄せられた悩み
これまで紙の履歴書を郵送・持参して求職活動をしてきたが、現在はPDFでの送付が主流であることに強い不安を感じている。データで個人情報を送ることで、住所を知った人間が家に来たり、情報が世界中に流出したりすることへの恐怖があり、自分だけが世間知らずで不安になっているのではないかと悩んでいる。
murmurnoteからの言葉
埃が光の粒となって舞い、古びた紙の匂いが静かに漂う。遠くで誰かが扉を閉める乾いた音が響いた。
指先に残っている、紙の厚みとインクの匂い。それが今は、どこへ飛んでいくか分からない透明なデータに変わった。住所という一番守りたい場所を覗かれる感覚。その不安を「世間知らず」という言葉で塗りつぶそうとしているけれど、実際には境界線が消えてしまったことへの静かな悲鳴のように聞こえる。
蝉時雨 白い画面に 指を置く
住所という一番守りたい場所を覗かれる感覚。