寄せられた悩み
相手が多くの時間を割いてくれたことや、別れ際の些細な仕草に、好意の徴候を探している。心地よい時間を過ごした実感はあるが、それを確信に変えるための根拠を求めて揺れている。
murmurnoteからの言葉
廊下に漂う古いワックスの匂い。遠くで誰かがドアを閉める乾いた音が響き、午後の光が埃を白く照らしている。
胃のあたりが、不自然に空洞になっている。午前から夜までという時間の贅沢さに、静かに身を委ねていた。別れ際に手を振ってくれた、その指先のわずかな揺れを、いまも記憶の中でなぞっている。
夏の夜 揺れる指先 月冴ゆる
午前から夜までという時間の贅沢さに、静かに身を委ねていた。